

『暗殺者は、十二人である。
いずれも札付きの狂信的な国粋攘夷主義者で、斬姦状に、「専ら洋風を模擬し、神州の国体を汚し、朝憲を蔑ろにし、浸々蛮夷の俗を醸成す」とある。
ただ、益次郎にとって不幸なことは、十二人のうち三人までは、自分の郷党の長州藩士であることであった。ほかに土州藩士五人、その他四人。それぞれ、逮捕された。』
「鬼謀の人」より
高杉晋作も同藩の過激攘夷主義者に追い回され、長州から脱出した時期があった。高杉晋作までがこの状態では、大村益次郎が襲われるのも無理はないが、時代の沸騰点ではなにが起こるかわからない。「俺が卑怯者かどうか見てみろ」と、部屋を飛び出すなり立ったまま切腹してしまう志士がいる時代。あまりにも多くの理不尽な流血があった。しかし、それだけのエネルギーがあったからこそ、幕府を突き崩す事も出来た。しかし同時に、その後、軍部の暴走の遠因にもなった、と司馬遼太郎は分析する。
こんばんは、厚蔵です。現在22時、今日は夜勤明け、仮眠後、友人宅へ行き、今帰ってきた。明日は社員旅行、朝8時出発で、青森県東津軽郡にある不老不死温泉へ行く。ここはなかなか予約が取れないそうだが、幹事ががんばった。
写真は昨日、夜勤・巡回中24時、月が中天にさしかかっている。勤務中でここから脱出できないだけに、よけい綺麗に見える。もう一枚は、熱帯魚・ベタ、昨日、夜勤前にホームセンターで見かけて、つい買ってしまった。ベタはじっとしているものだと思ったが、餌をくれと、人を見ると活発に動いている。小さい容器ではかわいそうなので、5000円ぐらいかけて、楽天で水槽や水草、水質調整剤を買い、数日中に届く予定。熱帯魚を飼うのは5年ぶりだ。
大村益次郎や高杉晋作も、同郷の長州藩士に追い回される時期があったわけだが、同じ郷土でありながらも、主義主張が時代とともに変化し、その中で、仲間割れがおこる。明治維新後もそれは続き、過激派に益次郎は暗殺される。この同じ思想の同志内でさえ、反目、相克しあう状態が、昭和の学生運動時代にも、内ゲバなど多数起こった。今の日本のノンポリ状態はその反動なのだろう。が、時代の閉塞感の中で異常犯罪が多発している。
などと、自分がごまめの歯ぎしりをしてもたかが知れているのだが、少なくとも、自分が関わろうと決めた友人、知人とは、連携し励ましあって行こうと思っている。どうしてもつきあう数は限られるが、そのために就職や企業情報などはなるべく集めるようにしている。
それでも、今までの歴史を遠望すると、なんとか、いい方向へ進むための、思想、行動への模索、苦闘が少しずつではあっても、出来ているのではないか。と、いい意味での楽観主義であり続けている。自分の場合、家の宗旨で、鎌倉時代以来の日蓮仏法を、それなりにではあるが信仰している。花巻の偉人・宮沢賢治も日蓮宗だった。晩年の司馬遼太郎も憤慨していたが、希望は無くさなかった。龍馬・路傍の死の覚悟を思いながら、仕事中や人と接するときは、太平楽な顔をしようと心がけている。自分なりの努力を続けながら。
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